こども発明教室実施要領

Ⅰ こども発明教室実施要領

1.趣  旨
  現在の社会環境の中でこどもたちは、学校においても、家庭においても、
また遊びにおいても、既製のものを与えられることが多いため、創造性を
伸ばす機会が少なく、受動的な人間になりつつあります。
  これからの教育においては、激しい変化に対応できる、自ら考え問題を
解決していく能力が求められています。
そのため、物をよく観察したり、思考を深める活動を通して創造性を伸ば
すことが必要です。
  本協会においては、こども発明教室を開き、工作活動を通して豊かな発
想とこれを具体化するために積極的に追究していくたくましい心と創造
性を培っていきたいと考えています。
ものを作り上げる喜びや夢や希望をもった人間を育てることを目的とし
て本教室を実施いたします。

2.主  催
公益財団法人 日本発明振興協会

3.後  援
文部科学省
東京都教育委員会

4.会  場
日本発明振興会館 地下1 階( 150㎡)
東京都渋谷区桜丘町4-22(電話 03-3464-6991)

5.対  象
小学3年生~中学2年生

6.期  間
毎年5月上旬から翌年2月まで。

7.参 加 費
年間7,000円(材料費込み)
IC 教室参加費 2,000 円(材料費の一部、希望者のみ)

8.講  師
(1)教育委員会管下の学校(小・中)の中から適任者を選定し、委嘱します。
(2)講師は約20名とし、交替で指導にあたります。
(3)講師のうち1 名は専任講師とします。
(4)講師は、児童・生徒への助言、安全保持、技術指導にあたります。

9.運  営
(1)運営委員会を組織し、発明教室の企画・運営にあたります。
(2)児童、生徒の人数及びグループ編成
○総  数   約150 名
○グループ編成 A・B・Cの3 グループを編成します。

(3)開室時間
Aグループ 毎土曜日 14:00 ~ 16:30
Bグループ 毎日曜日 9 :30 ~ 12:00
Cグループ 毎日曜日 13:00 ~ 15:30
ただし、7月、8月(夏期休業中)は、開室日及びグループ編成を別に定めます。

10.こども発明教室の活動
(1)活動のねらい
①こどもたちが本来もっている創造性をできるだけ発揮させるよう、その発
想を大切にし、楽しみながら自由に各種の製作や加工を行わせます。
②小集団思考の活用や技術的な助言はしますが、こども自身の主体性を尊重
します。
③単なる興味本位・娯楽本位のものでなく、科学的な見方や考え方を育てます。
④製作や加工の手順は、発想・助言・修正・製作・助言・修正の過程を
経ながら進ませます。


(2)活動の内容


第 1 期
5 月~7 月
1 .入室式とオリエンテーション
2 .基礎技術指導 木工、金工、電気
3 .共通課題作品の製作
4 .構造と動力


第 2 期
(夏期集中授業)
7月下旬~8月上旬
アイディア工作
(1) 製作するもの決定
(2)アイディア工作
(3)IC 教室
  (参加人数は午前30名、午後30名、計60名以内
電気の基礎知識とハンダづけの方法・IC を使った作品の製作)
第 3 期
9 月~ 12 月 1 .アイディア工作(第2期作品の改良または新作品)
2 .アイディア工作完成
第 4 期
1 月~ 2 月 1 .作品展示と審査会
2 .修了式(修了証書授与及び優秀作品の表彰)

11.設備してある主な機械類・工具類と材料
(1)機 械 類
木工用卓上糸ノコ盤 (4 台) 金工用卓上グラインダー ( 1 台)
アクリル曲げヒーター (1 台) 金工用卓上ボール盤 ( 2 台)
発泡スチロール用カッター ( 1 台)
ベルトサンダー (1 台)                他

(2)工  具
木工セット   金工セット    電気工具セット  ラジオ工具セット
I C 工具一式  電気ハンダ用具  ドライバー各種  万力
レール金床   電気丸ノコ              他

(3)測定具類
ノギス  マイクロメーター  DC 安定化電源
交流電源装置  すべり抵抗器  トランジスターチェッカー
増幅回路実験器  テスター  直流電圧計  直流電流計
マイクロアンペア計  交流電圧計  交流電流計     他

(4)その他、個人使用工具類

(5)材  料
○自由に使えるもの
くぎ、針金、木ねじ、ビス、ナット、ひも類、各種ゴム、紙ヤスリ、
発泡スチロール、ダンボール等、紙類、ストロー、竹ひご、接着剤等

○講師が必要に応じてわたすもの
モーター、ギアー、トラックタイヤ、電池ボックス、電池、プーリー、
オームギア、リード線、エナメル線、木の板各種、角材、丸棒、プラ板、
アクリル板、各種金属板(アルミ・銅・リン青銅)IC 工作材料等